アクションプラン 第2の柱

香川県の立地企業の活動を支える
交通・物流拠点網・インフラの充実

広域道路ネットワークを形成する道路や、
重要物流道路、
交通拠点や産業拠点等を相互に連絡しアクセス機能を強化する道路等の整備や
機能強化のほか、幹線道路の渋滞対策や
沿岸部などにおいて物流を担う
道路のボトルネック対策等を
着実に進めます。

また、物流拠点や上下水道などの、
インフラ充実のための取組みも行います。

01交通・物流拠点網の整備

工業団地等の開発の支援一覧マップ
広域道路ネットワークの整備
主要な都市や重要な空港・港湾を連絡するなど、広域的な道路ネットワークを構成する道路の整備や機能強化を推進します。
重要物流道路の整備
平常時・災害時を問わない安定的な輸送を確保するため、国土交通大臣が指定した物流上重要な道路輸送網である「重要物流道路」や、重要物流道路の脆弱区間の代替路や災害拠点への補完路である「代替・補完路」の整備や機能強化を推進します。
拠点へのアクセス道路の整備
交通拠点や物流拠点、産業拠点等を相互に連絡し、アクセス機能を強化する道路の整備や機能強化を推進します。
施策のスケジュール
東西軸の整備
高松自動車道 観音寺SIC 5年以内(R5~9)
国道11号 豊中観音寺拡幅 5年以内(R5~9):部分開通
さぬき浜街道 五色台工区 5年以内(R5~9)
南北軸の整備
瀬戸中央自動車道 坂出北ICフル化 5年以内(R5~9)
空港連絡道路 香南工区 5年以内(R5~9):部分開通
国道438号 飯山工区
綾歌工区
5年以内(R5~9)
10年以内(R10~14)
拠点へのアクセス道路の整備
県道太田上町志度(香川インテリジェントパークへのアクセス) 六条工区 5年以内(R5~9)
都市計画道路柞田川右岸線(観音寺港三本松地区埋立地へのアクセス) 南町工区 10年以内(R10~14)

02物流の拠点となる港の整備

高松港朝日地区では、効率的な輸送体系の構築により地域産業の競争力強化を図るとともに、大規模災害時の緊急物資輸送体制等の確保を目的として、コンテナターミナルや耐震強化岸壁の整備を進め、物流拠点として、国際物流ターミナルの物流機能強化を図ります。
また、企業の生産活動の増加やトラックドライバー不足、環境負荷低減を背景とした陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトに対応するため、複合一貫ターミナル輸送ターミナルを整備し、高松神戸航路の物流機能強化を図ります。
高松港朝日地区

03情報通信インフラの整備

香川県内の光ファイバの世帯カバー率は99.7%、5G人口カバー率は93.0%(2022年3月末時点)で、中四国では優位な環境にあり、情報通信インフラが確保されています。また、立地候補企業から通信インフラ整備に関する相談があれば、通信関連企業との連携を図るなど、ワンストップサービスによる支援を行います。

04工業用水道、上下水道の整備

工業用水について
工業用水については、中讃地域(坂出市、丸亀市、宇多津町)の臨海工業地帯へ、府中湖と香川用水の2つの水源を浄水し、日量150,000㎥の工業用水を給水可能です。
上水道について
香川県内(直島町除く。)における上水道の供給については、全国に先駆け「県内一水道」を実現したことにより、本県内において企業立地される際には、香川県広域水道企業団が、行政区域にとらわれることなく、広域的見地から安全で安定的に水道用水の供給を進めてまいります。
下水道について
公共下水道は、各市町が、将来の土地利用の見通しや地形等を勘案し、主として市街地で集合処理することが適切な下水道整備区域を定め、整備を進めています。立地場所が下水道整備予定区域外である場合などは、独自に排水処理施設を設置することが必要となることもありますので、早めにご相談ください。

香川用水調整池(宝山湖)